シュレディンガーの哲学する猫/竹内薫・竹内さなみ

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)

病院の順番待ちのお供にと購入したものの、没頭して名前を呼ばれても気づかないことがあったため、病院で読むのは断念。以降しばらく間があいての読了となりました。


古今東西名だたる哲学者をカタログ的に紹介した入門書。単なる羅列や抜粋のみならず、科学作家である著者独自の視点からのわかりやすい解説と、物語パートが交互に進んでいく作りが面白かったです。わたしのような初心者にもするするっと読める。と言いつつも前半の内容がすっかり抜けてしまったため現在2周目に突入中です。
「哲学」なんてどうも字面からして気難しそうで勉強すればするほどわかんなくなりそうなんだけど、それでもいい取っ掛かりにはなったと思います。


「哲学」の語源は「知を愛する」とのこと。
知の海で溺れてみたいねえ。