TOKYO!

監督:ミシェル・ゴンドリー(インテリア・デザイン)
レオス・カラックス(メルド)
ボン・ジュノ(シェイキング東京)


出演:藤谷文子加瀬亮(インテリア・デザイン)
ドゥニ・ラヴァン(メルド)
香川照之蒼井優(シェイキング東京)


東京を舞台に、3人の監督が撮ったオムニバス3本。
わたしは最後のがすごく好きで、前2本が飛んだ。

  • インテリア・デザイン
    • 最初、加瀬亮藤谷文子という、その見栄えの良さに惹かれたけれど、あんな彼氏嫌だよ〜。加瀬さんみたいな彼氏も嫌だし妻夫木くんみたいな彼氏も嫌だ。なんか、嫌さがリアル。別にそこ、東京っぽさってわけじゃないんだろうけど。街のごちゃごちゃした感じとか、雑然とした部屋のインテリアは好きだった。しかしあれだ、感想を一言で表すなら「わたしも大森南朋に拾われたい(でも椅子は嫌)」である。以上。
  • シェイキング東京
    • 香川さんと蒼井優ちゃんすごいよかった。よく、部屋が散らかってるのは心の乱れの表れ、って言うけど、わたしの場合まったく逆で、体がしんどかったり気持ちが落ち込んでる時のほうが部屋が散らかってるのが許せないんだよね。元気な時って散らかってようが埃がたまっていようが別に気にならないし。ここまで病的な神経質ではないけど。もうとにかく香川さんの病んでる感じと、そんな病んでる香川さんを引きずり出しちゃう蒼井優ちゃんの瑞々しさ、とんでもない。十年ぶりに外に出ていきなりそんなに走れないよ、とか、ひきこもりはそんな外からすぐ見えるような窓際にいないよ、とか、いろいろ思ったけどまあ何しろ香川照之蒼井優ですよ。それに尽きるなー、これは。